金岡の野沢

知らない人が聞くと、暗号のような業界用語ですが、看護師の間で通じるそうした用語に「エッセン」というものがありますが、なんだかおわかりでしょうか。食事をとってきます、と仲間うちだけに伝わるようにしたもので普段から使用されているようです。ところで、エッセンという言葉ですがこれは、ドイツ語の動詞で食べるを意味するそうです。この業界では昔、ドイツ語の単語や用語が多く使われていましたので、その影響です。何であれ便利に多用されているようです。看護師さんとお医者さん。二つの職業の差異はどこにあるのでしょう。端的に言えば、原則として、医師に課せられているのは患者さんの診察と治療、予防するためにはどうしたらいいか忠告したり薬剤の処方を行うことが主な仕事です。他方、看護師の場合は、お医者さんに従い、診療の補助をして、心身ともに患者のケアするのが主な業務です。24時間対応が求められることの多い、看護師という仕事の勤務時間についてですが、実際のところは、意外に時間の調整はやり易いようになっています。勤務表、つまりシフト次第ではありますが、休暇を時間単位でとる、いわゆる時間休も比較的とりやすいため、子育てと両立させながら大きな負担を感じずに働くことが可能である、とされます。どうしても子育て中だと、いきなりの退勤などが多くなります。しかし、ともあれ働き続けていられるということは、ひとえに勤務時間の調整がしやすいからと言えるでしょう。ついでに言うと、看護師も他業種と同じように8時間勤務です。病院では、看護師が一日中途切れないよう、交代制という形の勤務になりますが、そのため、勤務内容の引き継ぎがあり、これは申し送りと呼ばれています。入院患者さんの状態、変化、医師の指示など、その他報告しておくべきいくつかの事項を口頭で直接、次の人に伝えることになっています。患者さんに関する重要な情報ですから、相手に間違いなく伝わり、わかってもらえるよう丁寧に話すことが大事です。申し送りは、素早くスムーズに行うこともとても大事なことです。「看護師」という書き方と、「看護士」という書き方があります。双方とも「かんごし」と読み、同じ読みです。漢字で書いてみるとどちらでも書くことができます。かつては「看護士」が男性、女性の場合は「看護婦」と、明らかに分けて使っていました。でも、2001年に法律が変わったことを契機として、男女分け隔てなく使用できる「看護師」としてひとくくりにされることになったのです。免許が必要な専門職である看護師は、他業種と比べると、簡単に転職ができるようです。自身の結婚、出産あるいは転居など単に私事からの転職もよくあるものの、そんな中、もっと上を目指したいために転職しようとする人も大勢います。そうした場合は、特にしっかりした志望動機を述べる必要があります。そうでなければ転職させてもらえないことだってあるかもしれません。例として、今いる職場では遭遇することない症例を体験したい、設備の揃った総合病院で、最先端の看護を学びたい、などなど志望動機のアグレッシブさをアピールできると良いかもしれません。正社員として働く看護師もいれば、パート勤務を選ぶ看護師もいます。正社員の場合は月給制で、週に何日か働くパートですと、給料は時給計算になります。その時給ですが日勤の場合でおおむね1300円以上1800円くらいまでが相場のようです。時間いくらのパート勤務にしてはなかなかの数字なのでしょうが、専門職である人命に関わる看護師であり、休む間もなく仕事に追われる環境について思い至ると、あまり良い時給ではないのかもしれません。看護師の仕事を選択する、重要な理由の一つに年収が高いということがあります。初任給で考えても、同じくらいの歳の新入社員よりも多くもらえていることがわかると思います。ただ、給料を多くもらうということは、その分、研鑽に励み、日々、患者さんへ還元していく必要があるのです。私が看護師になった理由は中学校の授業の一環で仕事を体験するという時間があったのですが、介護施設を訪問し、そこでの看護師さんの働きぶりを見て心を動かされたのが契機となりました。大人になって仕事に就くならあんな職業をしたいというように思い続けて看護学校に入学することを決め、今は看護師として働いています。辛くなってしまうようなことだってあるのですが、おおむね満足した日々を過ごしています。よく言われているように、看護師というのはとてもきつい仕事です。勤務形態でハードさの度合いも変わりますが、病棟勤務の場合だとかなり症状の重い患者さんもいますから、もし容態が急に変わったら大事になりますし、必要な人には、身の回りの世話や手伝いといったこともすべて看護師の仕事となっております。予定のなかった緊急手術が、急に行われることになったりもしますし、人手の少ない夜間に限って患者さんからのナースコールがひっきりなしだったり、めまぐるしく忙しい日もあるでしょう。いつも忙しく、様々な業務に携わる看護師という職業ですが、看護師がいなければ病院内で仕事が回らないほどであり、大変やりがいがある、と考えている人は多いです。入院患者のいる病院ではもちろん24時間稼働しますし、そこで働く看護師も24時間不在の時間があってはなりません。なので、仕事は日勤業務と夜勤業務でシフトを組んで交代でこなしていきます。他の交代制のお仕事と同様、上手に生活のメリハリをつけないとうまく睡眠がとれなくて疲労が溜まることになります。日々、看護師の激務に追われて働き続けていくと、つらいこと、大変なこともあります。楽ができる病棟はどこだろう、と考えるようになってもおかしくありません。なかなか言い切るのは難しいのですが、比較的のんびりできるとされる病棟は、残業や夜勤がないということから、皮膚科、眼科、精神科、整形外科などが挙げられます。とはいえ、どんな病院なのか、高度な治療が必要な重症患者さんの受け入れはしているのかによっても、ハードさの度合いは違ってくるはずです。病棟勤務と外来勤務では、看護師の作業内容はまったく違ってくるものです。なので、病棟勤務の経験しかないのであれば、転職して別の病院で働くことにしても、勝手知ったる病棟勤務に就くことになりそうです。または、何か得意な技能を持っているのであれば、それを採用面接で言っておくことで、その技能を一番発揮できる場所で働けるようになるはずです。なので、夜勤を希望したいと言っておけば、ほぼ病棟勤務ということになるでしょう。大体において、業務の中身に見合った給料が支払われることになるでしょうから、できること、得意なこと、希望することなどは明確に伝わるように話すと良いです。看護師は給料が良いことで知られているものの、実はその金額は勤め先により違いがあり、例えば大学病院と小規模のクリニックでは、金額がかなり変わってくるでしょう。そして、気になる退職金は、国立や公立の医療機関の場合は、細かく勤務の年数、職の位などにより、退職金の額が決められますから、納得のいく額が支払われることになるでしょう。翻って個人病院の状況ですが、病院によっては退職金の取り決めさえない場合がありますので、どうやらその辺は、トップの胸三寸といったところがあるようです。勤め先が公立病院の場合は、規定通りの退職金を受け取ることができますが、それ以外は病院次第ということです。看護師として働くことは、ドラマのようにうまくはいかないのが現実です。普通の業務だけでも多忙を極めるのに、終業時間を超えても業務が残っていることが多く、時間通りに帰れないということはよくあるのです。とはいえ、もしもひどく忙しく、疲れている場合でも患者さんやご家族に対しては笑顔でいなければなりません。ほんの少し前まで文句を言っていた人がぱっと笑顔を作れるのですから時々、看護師は女優みたいだなと思うことがあります。病棟勤務の看護師は文字通り24時間を2分割する2交代制、3分割する3交代制により誰もが夜勤を経験します。夜勤中の業務については、日勤の場合と比べると医師と看護師も含め、人員がだいぶいなくなり、それなのに、夜半に容態が急変した重体患者が出たりなど、通常の作業ではない、不測の事態への対応が増加することになります。そうこうしながらも、いつもの作業も必要ですから、結局その作業量は大体いつも、日勤より多くなるようです。高給取りで知られる看護師ですが、その中にも、さらに良い収入を得るためにWワークをしている人は割と多いです。一般的なほかの職業とは違って、人間ドッグや健康診断のサポート、団体旅行に同行するツアーナースなどその時だけの単発の仕事や、期間限定、短期集中の仕事もあるため、うまく休みを使えば、Wワークで稼ぐことも結構、簡単にできるのです。とは言え、メインで働いている職場の規定で休みをきちんと取らせるためにも、Wワークを禁じているところはありますし、何と言っても、看護師の仕事そのものが大変な激務なので、本業に支障が出るまで副業に励むのは、止めておくべきです。こことは別のところで働きたい、と転職を真剣に考えている看護師はそこそこいます。看護師の需要は高く、引く手あまたといっても良いほどであり、結果として、求人が大変多いわけです。せっかく高い志で勤め始めた現在の仕事場においてどう考えても給料が労働に見合わなかったり、身体が辛いのにどうしても休めない、など、看護師が転職を希望するようになったわけは多様です。今いる職場よりも良い環境と好待遇を期待して転職をしようとするなら、給料や労働条件の確認も大事ですが、それだけではなく、その職場が働いている人にどう評されているかといった、口コミなどがわかると良いでしょう。たいていの場合、看護師の人間関係は良くないということも、しばしば言われるようですが、どうやら、高い割合で女性の数が多い仕事場であることが、理由の一つであるようです。俗に、女性は仲間うちでグループを作りやすいと言います。それは協調性の高さの表われでもありますが、あれこれと他人の噂話などを楽しむことがよくあり、女性ワーカーの多い職場だと、何か独特の雰囲気が漂います。あまり健全ではない、そんな空気の中にいてあまり良い気分もしないでしょうが、女性が多数を占める仕事場であれば、これは仕方がない、と知っておくだけ知っておいて、一歩離れた所から対処する姿勢を保つのも手です。もはや日本は超高齢化社会です。病気になったりケガをしやすい高齢者が増えることで、医療機関にかかる高齢者も年々増加の一途を辿って、看護師はさらに忙しくなっていきます。お世辞にも良いとは言えない労働環境で、無理をして夜勤を続け過ぎたあまりに、残念なことですが、過労死してしまった看護師もいるのです。では夜勤をはやめて日勤中心の仕事に変わったとしても、自宅で療養中の患者を診る、訪問介護の仕事が待っており、それら介護系の仕事でも、高齢者の急な増加により、看護師の需要はうなぎのぼりとなっており、看護師は気が休まる暇もなく、業務に追われ続けています。もっと看護師としての腕を上げたい、と考えているのであれば、どうすればいいかというと、地味ですが、経験を積み重ねていくしかないでしょう。どんなことが起こっても、問題を解決できる方法が確立されている、といったシンプルな仕事でもないため、実地に経験していくしかない、ということです。そうした中、「看護師としてもっと上を目指したい」という理由で新しい職場を探す、という人も少なくありません。大学病院など、高度な医療を行なうところで看護師スキルをさらに底上げを図ろうとする、意義のある職場変更と言えるでしょう。看護師として勤務していくうちに勿論逃げ出したくなることも何度もあるでしょう。 仕事自体で間違ってしまうことや時には患者さんからの言葉にショックを受けたりすることもあります。そうはいっても、嬉しいことや、この仕事でずっと働きたいという風に思う日も多いです。元気づけてくれる言葉に、優しい言葉など、先輩のかけてくれる一言一言を筆頭に、周囲の方々に支えられて働けているんだということを日々痛感しています。夜勤シフトもあって、看護師の勤務時間は一定しません。働いた分の休みはちゃんとありますが、なかなかハードではあります。そして、結婚や出産といった機会に退職する看護師もかなり多い、というのが問題となっています。結婚はともかく、出産を経て子育てスタート、となった時、24時間いつでも保育を引き受けてくれるような預け先がない場合はまず、夜勤はできなくなってしまうでしょう。しかしながら近年、子供が充分に育ったことによりまた看護師となって復職を果たすという、そういった人が増えてきており、大きな戦力となっています。パートや派遣といった形で、夜勤を避けたりなどの働き方もできる看護師業ですけれど、それでも、殆どの人は医療機関で働いているわけです。けれど、看護師だからといって病院で働く必要はなく、病院の外でも、意外と看護師でなければできない仕事というのはあって、働く場所となるのは、企業内の医務室だとか、保育園や託児所、介護施設などですが、こういうところで働く看護師は増えていて、競争率の高いところもあるようです。必ずしも病院でなくとも働ける場所は色々あり、結婚したり、子供を産んだりなど、生活が大きく変わるタイミングにより働きやすい環境を求めて転職する、といったことができます。土日祝日、関係なしに、交代勤務をこなしている看護師は多いですが、土日を休みにしたければ、そうすることもできます。病棟勤務だと難しいですが、外来勤務になれば、土日が休日になるでしょう。変則的な出勤があったり、順番にまわってくる休日診療の当番などもあるのですが、でも、ほぼ安定して土日は休めます。それから個人経営の病院で、入院施設のないところなら、そういうところでは大体は土日祝日は休みをとれるでしょう。学校を出てすぐに勤務した病院で、めまぐるしく働いて、無理をしすぎたせいもあって辞めることになり、看護師は向いていないのではないか、辞めた方がいいのかも、とぐずぐず悩んでしまいました。ですが、ハードな仕事ではあるものの、やっぱり自分には、看護師という仕事しかないだろうと考えて、別の病院で働こう、と転職を心に決めました。決心してから「さあ履歴書を書かなくては」という時に「どう書こう」と、とても困ってしまいました。ネットに頼ったり、本を買ってきて参考にしたりして思いつく限りの工夫を凝らして書き上げましたけれど、自分はもう子供ではなく、人生に関わる大事なことは決断を自分で下して、責任を果たしていかなければ、と理解できて、いい勉強になったと思っています。看護師の仕事は、病棟勤務と外来勤務で大きな違いがありますが、子育て中なら外来勤務がおすすめです。日勤のみ、という大きな利点があるので、子供を預けて働きやすくなります。それから病棟勤務と違って、外来勤務では、嬉しいことに夜勤がない上、多くの場合、土日祝日が普通に休めます。外来勤務が忙しくなるかどうかは、病院による部分もありますが、人気のある診療科や医師のいるところでは待合室に患者があふれるようなことにもなって、てんてこ舞いになりますし、待ち時間の長さのあまり、クレームを入れる患者もいます。勤務を続けていく上で、どういったスキルがあれば良いかはどの診療科で働いているか、どういう病院かによって大きく違ってくるはずです。少々昔の話ですが、看護師といえば極端に労の多い仕事であるという風に世間的に認知されていた節があります。しかし、ここ数年、仕事内容に相当する高額の給金を獲得できるといった事実について、急激に周知されてきているようです。その給料についてわかりやすい例を挙げると、一人の女性が自身の稼ぎのみで、自分と家族を生活させていくことが可能なのです。そう、つまり看護師は高給取りである、というのは間違いありません。よく知られていることですが、看護師の仕事というのはかなりハードではあります。なので、肉体的にも精神的にも、辛さを感じることはあるでしょう。夜勤を前提とした二交代制、三交代制の勤務形態もあり、たいていの看護師は、体内時計を狂わせてしまって、そのために身体の調子を崩した、という話もよく聞きます。基本的に立ち仕事でもあり、上手く身体を休めないと当然のように疲れを蓄積していき、人によっては頭痛や腰痛を起こしたり、肩こりに悩まされたりして、そこでやっと、自分自身の受けている身体の負担について実感してしまうことはあります。学校卒業後、ずっと同じ病院で勤務していますが、気がついたことと言えば、看護師は喫煙率がすごく高く、またアルコールを飲む習慣を持つ人の割合も高いです。タバコが有害という認識が広まったこともあって、喫煙する看護時は減少の傾向にあるのですが、他業種と比べれば、まだかなり喫煙率は高いようです。そしてまた、皆が集まるお酒の席などで見られる、看護師たちの飲み方、酔い方は堂に入っているといいますか、少なくとも白衣の天使というイメージは皆無です。とは言え、こうした醜態も日頃から仕事で抱え込んだストレスのせいだとも理解できますので、なるべく発散できるといいな、と思いはするのですが、身体にはくれぐれも気をつけてほしいところです。

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